11月21日に園内開拓の村学校内にて勾玉づくり体験教室が開催されました。当日は小学生を中心に多くの方々が参加し、古代人のアクセサリー、勾玉づくりにチャレンジしました。削っている途中で石が割れてしまった人もいたけれど、最後はみんなピカピカに磨かれた勾玉を完成させ、ニッコリ笑顔で終わりました。
ポー川史跡自然公園は11月23日で今年度の開園期間を終了しました。来年度の開園は4月29日からです。公園の情報は冬の間もこのホームページ上で随時紹介していきますのでお楽しみに!
2009年11月24日火曜日
2009年11月20日金曜日
実験!! 「アイヌ文化」 その2
エゾイラクサから繊維を採取する実験の続きです。非常にローペースで進めています・・・
前回採取したエゾイラクサ。すっかり乾燥してカピカピになっています。これを細長く切り裂いていきます。
下の写真のように切り裂きました。
前回採取したエゾイラクサ。すっかり乾燥してカピカピになっています。これを細長く切り裂いていきます。
下の写真のように切り裂きました。
切り裂いたイラクサの内側にある肉?を削ぎ落としていきます。
上の写真の左半分は肉?を削ぎ落とす前の状態。右半分は削ぎ落とした後の状態。内皮の繊維が見えています。
これを束になるまでたくさん削ぎ落とし続けるとのこと。
先は長い・・・
外は既に氷点下の時もあるけれどもなんとか年内に繊維を取りたいです・・・
2009年11月3日火曜日
実験!! 「アイヌ文化」 その1
アイヌの伝統的衣服アツシ。そのアツシを織るための材料は植物の内皮から採取した繊維が使われています。その代表的植物はオヒョウニレ。でもポー川公園内にはオヒョウニレの木は見あたりません。そこで文献(アイヌ文化保存対策協議会編『アイヌ民族誌』)をみると、エゾイラクサでも繊維が取れるらしいとのこと。エゾイラクサならポー川沿いにたくさん生えているので、これを使って繊維採取にチャレンジしてみようと思い、実験を開始しました。
まずはイラクサの採取。湿原の木道を渡ってポー川河畔林に入るといい感じに立ち枯れたイラクサがたくさんありました。これをゲット!!
採取したばかりのイラクサ。外側は枯れて褐色になっているけれど内皮はまだ緑色です。イラクサは夏場青い時に触ると表皮の繊維から発するギ酸の影響でチクチク痛みが走るのですが、枯れているので触っても大丈夫でした。
これを2~3日置いて乾燥させるらしい。 続きは乾燥が終わってから。気長に実験していきますので、また後日経過をアップしま~す!
まずはイラクサの採取。湿原の木道を渡ってポー川河畔林に入るといい感じに立ち枯れたイラクサがたくさんありました。これをゲット!!
採取したばかりのイラクサ。外側は枯れて褐色になっているけれど内皮はまだ緑色です。イラクサは夏場青い時に触ると表皮の繊維から発するギ酸の影響でチクチク痛みが走るのですが、枯れているので触っても大丈夫でした。
これを2~3日置いて乾燥させるらしい。 続きは乾燥が終わってから。気長に実験していきますので、また後日経過をアップしま~す!
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